FX取引では、初心者でも上級者でも経済指標のチェックは重要です!

経済指標とは、各国の政府や経済関連の中央省庁、中央銀行(日本だと日本銀行、アメリカだとFRB)、が発表する「経済関連の統計」です。
経済指標は、その国の経済状況を知る上で、とても大切なものです。FXや株式投資では、この経済指標の結果に応じて、相場が変動することも多々あります。

グラフ

 

経済指標は、各FX会社のニュース関連のページなどで、予想値と結果が随時アップされています。
私は、最初、指標の多さにびっくりしてしまいました!
「いったいどれを見ればいいんだろう?」
「星印などで重要度を表してるけど、重要な指標がいっぱいあるじゃないか!」
と思ってしまいました。

 

しかし、今では、何がどれくらい重要であるか分かってきましたよ!
最低限、必ず見る経済指標と、取引通貨に応じて見るべき指標など、必要なものだけを厳選して見るようにしています。

 

このページでは、FX初心者でも最低限見るべき経済指標を紹介していきますので、必ずチェックしてくださいね!

 

初心者が見るべき経済指標を厳選!!

まずは、世界の基軸通貨を扱うアメリカ合衆国の経済指標を紹介します。

アメリカ国旗

 

今や、アメリカ経済の影響を受けない国はありません。
特に、日本はそうですね。

 

あらゆる産業で、アメリカと密な関係にありますし、
アメリカの投資家も日本の株式市場に参入しています。

 

ですので、アメリカの経済指標は、とても重要になります。

 

アメリカの経済指標でチェックすべきもの

アメリカ合衆国だけでも、かなりの数の経済指標が発表されますが、
ここでは、最低限押さえておきたいものを紹介します。

 

雇用統計

世界で一番重要な経済指標と言っても良いでしょう!
文字通り、雇用に関する統計結果です。
色んな項目がありますが、重要なのは次の2項目です!

労働中

  • 非農業部門雇用者数変化
  • 失業率

 

非農業部門雇用者数変化

アメリカの非農業部門に属する人の就業者数を表し、毎月の変化でその増減がわかります。
数値が高い(就業者数が多い)と、経済状況が良いとされます。

 

一般に、トレーダー同士の会話などで使われる「雇用統計」は、この非農業部門雇用者数変化のことになります。
「失業率」と共に注目されますが、この非農業部門雇用者数変化の方が優先度が高いです。

 

失業率

失業者を労働力人口(失業者と就業者の合計)で割ったものです。
失業率は、国の雇用状況を知る上でチェックされる代表的な経済指標になります。

 

失業率は、その数値が小さい方が、失業者数が少ないという事ですので、経済状況は良いという判断になります。
米国は、年々失業率の数値が減少しています。
この経済指標からは、リーマンショックで悪化した景気が、少しずつ改善を続けていると判断できますね。

 

GDP(国内総生産)

GDPは、その国内で生産された物やサービスの総額です。
ほとんどの国で発表されていて、その国の経済規模を測る指標として、最も使われる指標です。

 

アメリカは年4回集計をしますが、「速報値」、「改定値」、「確報値」の3種あり、毎月何らかの発表があります。
注目度が高いのは、「速報値」です。

 

小売売上高

百貨店をはじめとした小売業の売上額をまとめた指標です。
各国で発表されていますが、先進国は、GDPの6割以上が個人消費ですので、小売売上高は、国の経済動向を知る上で重要になります。

 

とくにアメリカはGDPの内、個人消費が占める割合が高いので、よけいに重要です。
また、自動車の売上を抜いた小売売上高もあり、そちらの方が注目度が高いです。

 

消費者物価指数(CPI)

消費者物価指数とは、小売・サービス価格の指数です。物価水準の目安となり、インフレの動向がわかります。

買い物中

 

米国の中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利決定にも関わってきます。

 

また消費者物価指数の内、CPIコア指数と言う、価格変動の激しい「エネルギー価格」や「食品価格」を取り除いた指数があります。
CPIコア指数は、消費段階での「インフレ圧力」を測る指数として、FRBも注目していますので、金利の予測にも繋がります。

 

 

以上が、アメリカ合衆国の最低限チェックすべき経済指標になります。

 

政策金利

政策金利は、経済指標ではありませんが、
チェックすべきものになります。

 

利上げが行われれば、
その通貨は買われる傾向にありますから、
為替相場への影響は大きいです!

チェックOK!

 

政策金利に関しても、各国金利を決定しますが、
主に次の3つをチェックしてください。

 

国・経済圏

決定会合・発表機関

開催時期

備考

アメリカ合衆国

FOMC

(連邦公開市場委員会)

年8回

政策金利が発表され、声明文が出ることもある。

ユーロ

欧州中銀政策理事会

6週間に1回

ECBと各国の中央銀行トップとの会合。

日本

金融政策決定会合

年8回

会合後に日銀総裁の会見もある。

 

経済指標だけが、FX取引でチェックすべきものではありませんし、チェックしたからと言って、FXで利益を上げられるわけではありません。
しかし、世界の経済動向を把握するには、上の経済指標や、政策金利発表は、最低限見るべきものになります。

 

例えば、マイナーな通貨を取引するなら、その国の政治状況なども調べないといけません。
新興国などは、急な政変がある場合がありますし、急に経済成長を遂げたり、またその逆があったりと、不安定です。
自分が取引する通貨の国の政治・経済動向は必ずチェックしましょう!

 

 

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